他人の評価軸で生きるようになった原因は2つ
環境との齟齬が原因
セルフコンパッションができない理由は、あなたを取り巻く環境に原因があります。日本は序列社会、空気読みの社会なので、ありのままの自分で生きることを許してくれません。このような環境で生きているとセルフコンパッションしずらいと感じるのは当たり前です。
一見、自分に原因を求めがちですが、本当はあなた自身が悪いのではなく、取り巻く環境と素顔のあなたとの間に齟齬があるのが要因になっていると考えると、ずいぶん、生きやすくなります。
序列社会の論理
会社で働いている人なら判ると思うのですが、日本の社会は縦型社会です。上から流れて来たことを下々の人達が、ひたすら、こなしてゆく上意下達のスタイルが主流です。
このような構造は、上の人から見たら、自分たちの思惑が浸透しやすいので合理的な仕組みなのですが、下にいる人たちは大変です。個人の都合は基本的に全無視。何事も組織優先の建前のもと、上の都合通りに生きなくてはなりません。
あなたの評価は上が決めます。人事評価というものがそれです。学生なら、先生が成績を付けて評価します。評価によって、あなたのポジション(立ち位置)が決まり、給与や待遇も決まり、周りのあなたを見る目も決まり、最終的に、あなたの自分像も決定し、それがあなたの自己イメージとなり、それを自分なんだとあなた自身が認識するようになります。
これは極端な例ですが、客観的な事実(真実)だって上が決定する場合があります。以前、テレビを観ていたら、明石家さんまさんが「師匠が丸いテーブルを四角だと言ったら、四角いテーブルになるんだ!」と言っていました。
このように、他者が評価する社会のなかで、ずっと生きていると、知らず知らずのうちに上からの評価を基準に生きるのが当たり前になって来ます。結果的に、自分の人生も他人軸で生きるとことになり、このことが、あなた自身がセルフコンパッションできない要因のひとつになっています。
同調圧力の強制
これも言うまでもありませんね。日本の社会は集団に合わせることを半ば強制する空気があります。このような風潮は江戸時代に作られたと言われますが、同調圧力の問題は、周りに排除されない為に、多くの人がコミュ能力を磨くようになることです。
そうなると、コミュ能力が高いのが良いといった価値観が生まれ、コミュ障は悪いといったコンセンサスも同時に生まれるようになります。周りにコミュ障と認定された人は、必然的にダメな奴と烙印を押され、集団内で見下される存在になります。
それはパワハラやいじめに遭うといった不条理な側面を生み出します。時には、集団から排除される危険性だってあります。誰もそんな目に遭いたくないので、自然に上に合わせ、周りに合わせ、常に空気の流れを読んで合わせるといった空気読みの生き方が当たり前になり、その常識的な生き方が、あなたがセルフコンパッションできない原因になっているのです。
ニセの仮面を被ると苦しくなる
常識的な生き方をしていると、周りに評価される為に、自然に周りが良いとするストレオタイプのキャラ(仮面)を被って演じるようになります。
例えば、リア充、陽キャラ設定で振る舞っていないでしょうか? しかし、それは偽物の仮面です。あなた自身も判っているかもしれませんが、素のままの自分と異なる仮面を被っていると苦しくなるのは当然です。もしくは、陰キャラの自分はダメだとジャッジしてないでしょうか? 自分を否定すると苦しくなるのは当然です。
この苦しみから逃れる方法は、ひとつしかありません。集団から逃走し、ニセの仮面を脱ぐことです。換言すれば、周りの視線や顔色を窺って生きることを辞めるというこです。他人の評価軸で生きることとお別れするのです。
周りの評価をガン無視する
魂が目覚める時代
このブログで、再三、述べていますが、2023年から本格的に宇宙の流れが変わり、土の時代から風の時代に突入します。風の時代は、魂が目覚める時代です。
風の時代に求められるのは、仮面を脱ぎ捨てた本来のあなた(素のままの自分)自身が、オリジナルの個性を発揮して生きることです。土の時代は、集団で生きることが求められていた時代でした。上で述べた通り、序列ピラミッド社会のなかで、同調圧力の空気を読みながら、生きていたのが土の時代だったのです。
苦しくなる真の原因は、あなたの内面で、魂が目覚めているからです。それが集団内の空気と合わなくなっているのです。ニセの仮面を脱ぎたくて仕方ないと魂が声高に主張していたからです。
自分の評価軸を持って生きることを試みる
宇宙の流れは誰も逆らえません。人類の方で宇宙の波長にチューニングして生きるしかありません。
風の時代を気持ち良く生きる方法は、魂に沿った生き方をすることです。言ってみれば、素の自分をそのまま受け入れて、自分に正直になって、自分の評価軸を持って、世間と渡り合うことです。
他人は他人、自分は自分といったスタンスで生きる。すると、意外にも楽に生きれるようになり、不思議なことに運も良くなって来ます。宇宙の流れが味方してくれるのですね。
風の時代は個性の時代です。あなたを潰すような、周りの評価はガン無視して、自分軸で強く生きることが問われます。セルフコンパッションが流行るのも、宇宙の流れの変化が背景にあるのですね。
まとめ
・セルフコンパッションが流行する背景は宇宙の流れの変化(土の時代→風の時代)があります。土の時代は集団で生きることが求められてました。しかし、風の時代は個人で生きることが求められます。
・個人の時代に生きるうえで、最も重要なのは自分軸を持つことです。これは土の時代の時に作ったニセの仮面を脱ぎ捨て、素のままの自分で生きることで自然に持てます。これはスピリチュアルに生きることです。
・スピリチュアルの生き方をすると、自然に自分を受け入れるようになります。
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