結論から言うと、真我に目覚めるとは「既にあること」に気づくことです。全てのものが既にあるのです。何を言っているのか分からないかもしれませんが、あらゆるものが既にあり、満ち足りた状態であることに気づくことが真我に目覚めることです。
その為の方法論ですが、気付くだけなので方法論はありません。
このように書くと、何のことだかさっぱり分からないと思いますので、目覚める為にすべきことを紹介します。することがあると自我が安心しますし納得しますから。すべきことは、瞑想して心を浄化し、真我に目覚める習慣を付けることです。
既にあることに気づく
自分に合った方法で構わないので、毎日、瞑想するようにしましょう。やりかたが分からない人はこちらの記事で解説しています >>> 真我とつながるメソッド
メソッドのやり方を簡単に説明すると、瞑想を始める → 無になる → 宇宙と一体化する → 心を感謝で満たす といった順番で進めます。無になった時に内観を行いましょう。
内観すると心に貯まったストレスが浄化され、宇宙と一体化することで自我が溶解し、感謝の念を感じることで充足感を感じます。この時に、既にあることを悟ると成功です。瞑想は3か月は続けましょう。
心を浄化する
内観する
内観とは瞑想している時に浮かんでくる雑念を俯瞰して眺めることで潜在意識の浄化をする方法です。瞑想していると様々な思念やイメージ、過去のこと、未来のこと、今日の出来事、他人に言われた言葉、明日の予定、等々…… 色々なことが自然に湧き出て来ますが、このような雑念を他人事のように眺めて通過させます。
この時のコツですが、批判や抵抗は一切しないで下さい。何も考えず、無の状態になり、心の中のおしゃべりを止めて、ただ浮かんでくる様々な思考の断片を眺めて素通りさせます。
毎日、10分でもやれば、あなたの心の中は浄化されます。
内観は心を洗う作業と考えて下さい。今まで生きて来て、家の掃除や身体を洗ったりしても、心を洗うのはしたことがなかったのではないでしょうか? 内観によって心を洗うようになると自然に気持ちが前向きになります。このような心の状態になると真我につながりやすくなります。
悲しい過去や嫌な気持ちが沸いて来たら?
内観をしている途中で、過去のトラウマ、心の傷、思い出したくもない辛い出来事等が蘇り、嫌な感情が生じたらどうしたら良いのでしょうか?
この場合、嫌な感情を感じ切って下さい。今、思い出したということは、心の中に閉じ込めていた負のエネルギーを浄化するチャンスが、今、来ているので、そのまま放置せず、嫌な気持ちを受け入れてスッキリするまで感じ切って下さい。
嫌な感情をスッキリするまで感じ切ることが心を浄化するコツです。
すると、嫌な気持ちが次第に薄れ、ネガティブな感情もなくなってきます。今まで閉じ込めていたネガティブな負の感情エネルギーが潜在意識からなくなるので、真我とつながりやすい心の状態に近づきます。
充足する
心の浄化を行って、スッキリした気持ちを感じたら、充足感を感じるようにしましょう。充足感とは満たされた気持ちです。満たされた気持ちを想像してみて下さい。自然や景色等、何かイメージしてみても良いです。
燦燦と輝く太陽の光、咲き誇る綺麗なヒマワリ、美しい海と白い砂浜といったものをイメージし、自分から満たされた気持ちを求める姿勢が大切です。
充足感が真我に目覚めている状態です。あなたが求めるもの全てが既に在る状態です。満たされた気持ちを、毎日、感じているとあなたの人生も次第に満たされたものへと変化して行きます。
真我に目覚める習慣
日常生活で出来る心掛けについて大切なことを3つ解説したいと思います。心掛けといっても、「自分の気持ちを感じる + 考えない習慣を付ける」はセットで身に付けたい重要な習慣です。人生をスムーズに生きる秘訣といっても良いかもしれません。
頭で考えると、人生が上手く展開するような気がしますが、気持ちを重視した生き方にシフトした方が遥かに良い結果が得られます。人生は考えて分かるほど合理的に出来ていません。
真我につながっていない人は、思考の奴隷になっているので、予想外の事柄が起こるとたちまち太刀打ち出来なくなります。しかし、真我につながると、感情は人生の羅針盤(ナビゲーションシステム)であることが分かります。これを機会に心を重視した生き方に切り替えましょう。
スピリチュアルの本を読む習慣をつける
スピリチュアル系の本を読む習慣を付けましょう。このジャンルの推薦図書は「神との対話」シリーズ、「ラムサ」、津留晃一の著作シリーズです。1日に数ページでも良いので少しずつ読むことで、真我とつながりやすい状態になってきます。
本を読むことで顕在意識を教育します。瞑想によって実践し、読書によって自我を教育するといったイメージでしょうか。仏教では覚醒するのに密教と顕教の両方を学ぶことが求められますが、スピリチュアルでも同じことです。
自分の気持ちを感じる習慣をつける
自分の気持ちが分からないままだと自分軸で生きれません。この世界はあなたの心が創造しています。あなたの心の状態が反映された世界が投影されているのです。自分の気持ちが分からないということは、どのような世界を創造しているのか分からないことと同じことです。このような場合、外側の投影に振り回されて生きている状態です。
せっかく上記の方法で心の浄化をしたのですから、日常生活で自分の心の状態を冷静に感じるようにしましょう。そして、ここからが重要なのですが、自分の気持ちを常に優先順位一番に大事にしましょう。これを習慣化します。
悲しい時は悲しい、寂しい時は寂しい、嬉しい時は嬉しいと自分の気持ちに素直になり、このような気持ちを持つのは良くないとかこうあるべきとかジャッジしないようにします。
また、自分の気持ちを責めてはいけません。どんなに他人に避難されても、自分の味方は自分ですから、自分の気持ちを責めることは良くありません。自分責めは百害あって一利なしです。自分の気持ちを尊重して生きると、次第に他人からも大切に扱われるようになります。ここは特に重要なところなので、しっかり理解して完全習慣化を目指します。
考えない習慣をつける
上で自分の気持ちを感じることが重要だと述べましたが、この事とセットで取り組みたい習慣が日頃から考えないようにすることです。我々は子供の頃から、良く考えるように教育されて来たので、考えることが良いことだと信念を持っていますが、頭で考えると判断癖がつき、あれは良い、これはダメといった裁き癖がつくようになります。
裁き癖は自分にも他人にも無意識で行ってしまい、知らず知らずのうちに、心の中に否定的な感情を貯め込みます。常識に反するようですが、常日頃から、考えない習慣を付けましょう。
また、何か考えている時や心の中でおしゃべりしている時は、体に意識を向けて、どこか力が入ってないか確認してみます。何か考えている時は身体の筋肉に力が入っているので、その箇所に気付いたら力を抜いてみて下さい。すると、思考が止みます。このようにして、日頃から、考えない習慣と付けるようにします。
真我につながる決意をする
真我に目覚める秘訣は、真我とつながると決意することです。真我とつながると本当の自分で生きるようになります。そこから、あなたの本当の人生がスタートします。
ところで、人が死ぬときに後悔することは何か知ってますか? 本当にしたかったことをしなかったことを後悔するのです。多数の人は、成功するのか、失敗するのか、といった結果を気にしますが、結果は結果でしかありません。結果を気にせず、本当にしたかったことを、先延ばしせず、今、しましょう。
今までしたくても、他人の目が気になって避けていたことはありませんか?
本当の自分に目覚めると、嘘偽りなく生きるようにうながされるので、真我に背中を後押しされるように行動に促されます。
真我とつながるメソッド
この後、あなたがすべきことは真我とつながるメソッドを試してみることです。
無になる → 宇宙をイメージする → 感謝の気持ちを味わう → もっと深く真我とつながる といったステップを踏むことで、本格的に真我とつながります。
まずは、3か月だけ試してみて下さい >>> 真我とつながるメソッドはこちら
あなたは自分の気持ちを感じる重要性を知りました。
もし、自分の道を生きていなかったら、ざわざわした感情を味わい、人生の方向性が違うと気付くことでしょう。そして、方向転換することが出来ます。しかし、自分の気持ちに対して正直に生きていない多数の人は、方向転換できません。
真我は、感情を通して、あなたとコミュニケーションを取ります。真我に目覚めて生きるのは人生の羅針盤を得たことになります。
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